医療法人 熊谷総合病院

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臨床工学科

臨床工学技士(Medical Engineer:ME)とは、医師の具体的な指示を受け、診療の補助として、厚生労働省令で定める生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うことを仕事にする人達です。熊谷総合病院では、人工呼吸器、麻酔器、輸液ポンプ、除細動器など、10種類以上の医療機器を管理、保守点検をしています。また血液浄化業務として、顆粒球吸着療法(GCAP)、白血球除去療法(LCAP)、腹水ろ過濃縮再静注法(CART)を行っています。


医療機器の管理、保守点検

1. ME室での管理、保守点検

ME室では、主に輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、自己血回収装置などの管理、保守点検を行っています。各部署へ医療機器の貸し出し、各部署より患者様に使用され、返却された医療機器を点検し、機器を再度使用しても問題ないか確認しています。


2. 手術室での管理、保守点検

手術室では、主に麻酔器、手術用モニタなどの管理、保守点検を行っています。麻酔器を手術前に問題がないか点検し、確認しています。


3. 病棟での管理、保守点検

病棟では、主に使用中の人工呼吸器、除細動器、生体モニタなどの管理を行っています。使用中の人工呼吸器が正しく動作しているか、除細動器・AED(自動体外式除細動器)がいつでも使える状態にあるか確認しています。


血液浄化業務

1. 白血球除去療法(LCAP)

LCAPとは、血液中の白血球(顆粒球、単球、リンパ球)や血小板を取り除き、炎症を鎮める治療法で、主に重症・劇症および難治性の潰瘍性大腸炎、クーロン病などにおいて症状が強い時の病態の改善、軽減に行われます。


2. 顆粒球吸着療法(GCAP)

GCAPとは、LCAPと違い、血液中の白血球内の顆粒球、単球だけを取り除き、炎症を鎮める治療法です。治療を行う病気は一緒ですが、人により効果に違いがあり、どちらかを選択します。


3. 腹水ろ過濃縮再静注法(CART)

CARTとは、腹水を腹腔から抜いて、腹水中の細菌やがん細胞を取り除き、体に有用な蛋白成分を濃縮して、体に戻すことができる治療法です。主に肝硬変や腹膜炎、癌などで腹水が、食事療法や薬物療法でも改善しない難治性の場合行われます。


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