当科は、1995年(平成5年)4月1日より熊谷市医師会との間で病診連携を行い、熊谷地区の中核病院小児科として診療を行っています。
診療内容
一般外来
発熱、咳嗽、嘔吐、下痢、腹痛、脱水等のこどもの診療を行います。必要な検査を行い、正確な診断につとめています。検査は、血液検査、尿検査、迅速検査(インフルエンザ等)、画像検査(レントゲン、超音波、CT、MRI等)、心電図検査、脳波検査等です。吸入や点滴等が必要な場合は外来で実施しますが、症状や検査結果に応じて入院治療を考慮します。
予防接種外来(予約制)
接種できるワクチン
BCG、三種混合、二種混合、MR(麻疹・風しん)、 日本脳炎、インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン、肺炎球菌ワクチン、不活化ポリオワクチン、四種混合、インフルエンザ、おたふくかぜ、水ぼうそう、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス)、子宮頸がんワクチン
持参するもの
母子手帳、問診票
ロタウイルスワクチンについて
生後6週から接種をはじめることができますが、初回接種は生後2か月にインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン、肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種がおすすめです。それができない場合でも、初回接種は遅くとも生後3か月半過ぎ(生後14週6日)までに受けてください。
乳幼児健診(予約制)
自費診療となります
外来スケジュール表 (1)一般外来、予防接種外来、乳幼児健診
時間 | 午前 | 午後 | ||
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9:00~11:30 (一般外来) |
11:30~12:00 | 14:00~15:00 | 15:00~16:00 (一般外来) |
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月 | 赤塚淳弥 野々宮瑞紀 |
○ | ○ | 赤塚淳弥(第3予約) 野々宮瑞紀 |
火 | 赤塚淳弥 野々宮瑞紀 |
○ | ○ | 赤塚淳弥(第2・4予約) 野々宮瑞紀 |
水 | 赤塚淳弥 櫻井隼人 |
○ | ○□ | 赤塚淳弥 野々宮瑞紀 |
木 | 赤塚淳弥 野々宮瑞紀 |
荒尾正人 野々宮瑞紀 |
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金 | 盛田英司 野々宮瑞紀 |
赤塚淳弥 野々宮瑞紀 |
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土 (第1,3,5) |
赤塚淳弥 野々宮瑞紀 |
○・・・予防接種外来(※予防接種外来は、小児科外来に直接問い合わせてください。)
(予約制)火曜日の11:30~12:00、月曜日、火曜日の 14:00~15:00
□・・・乳幼児健診 (予約制)水曜日 14:00~15:00
インフルエンザワクチン接種について
予防接種外来(月~水)と月~金曜日の16:00~17:00(受付16:30まで) (予約制)で接種可能です。
シナジスについて
9月よりシナジスの接種を開始いたします。シナジス接種は、水曜日の未熟児・新生児発達外来(午前)です。
シナジスは、先天性心疾患や早産児(36週未満)、免疫不全児やダウン症候群の児などが対象となります。初回接種は退院したNICUなどからの紹介状または必要事項の記入されたシナジス予約票が必要です。
7月中旬より予約をお受けいたします。
代表 | 048-521-0065 内線3231,3233 |
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受付 | 平日13:00~16:00 |
予約をお取りになられても、接種適応であることを証明する前述の紹介状またはシナジス予約票がないと接種できませんので、ご了解願います。
シナジス予約票[PDF]をご確認の上ご利用ください。
専門外来(予約制)
神経外来、心臓外来、内分泌外来、未熟児・新生児発達外来、アレルギー外来では、大学病院医師が専門的な診療を行っています。
神経外来 | けいれん、ボーとしていることがある、からだが勝手に動く、頭が痛い、眠れない、落ち着きがない、集中できない、発達が遅い、からだが軟らかい、からだが硬い、ことばが遅い、コミュニケーションがとれない、などの診断治療を行います。 |
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心臓外来 | 先天性心疾患およびその手術後、川崎病罹患後、学校心臓病検診後の精査経過観察を行います。 |
内分泌外来 | 低身長(身長が低い)、高身長(身長が高すぎる)、急激な体重減少、急激な体重増加、多飲・多尿(夜尿)、肥満、メタボリックシンドローム、学校検尿で尿糖陽性、糖尿病、思春期早発(乳房腫大、陰毛)、思春期遅発(生理が出現しない)、多毛、甲状腺が腫れている |
未熟児・新生児発達外来 | 未熟児、新生児の退院後のフォローアップを行います。シナジス接種を行います。 |
アレルギー外来 | 気管支喘息、食物アレルギー、アナフィラキシー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の診断・治療を行います。 |
外来スケジュール表(2)専門外来(予約制)
時間 | 午前 9:00~11:30 |
午後 14:00~16:00 |
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月 | 神経(再診) 橋本和美 |
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火 | 内分泌 雨宮伸 (第1) |
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水 | 未熟児・新生児発達 櫻井隼人 |
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木 | 神経(新患) 山内秀雄(第2,4) 神経(再診) 諸岡啓一(第1,3,5) 内分泌 星野正也(第1,3) 腎臓 荒尾正人 |
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金 | アレルギー 盛田英司 |
心臓 小林俊樹(第1,3,4,5) |
専門外来初診の前に一般外来を受診していただく場合がございます。ご了解願います。
入院部門
診療内容 主に気管支炎、肺炎、喘息、胃腸炎、脱水等の入院診療を行っています。
小児科の場合、精神的安定、安心、危険防止を目的として、付き添いをお願いする場合があります。
主な入院患者
- 栄養・代謝・消化器
- 胃腸炎、急性腹症、脱水症
- 感染・免疫・膠原病
- ウイルス性疾患、RSウイルス感染症、インフルエンザ、ウイルス性髄膜炎、頚部リンパ節炎、不明熱、川崎病、血管性紫斑病
- 呼吸器・アレルギー
- 上気道炎、クループ症候群、気管支肺炎、気管支喘息、細気管支炎
- 血液
- 特発性血小板減少性紫斑病
- 腎泌尿器・生殖器
- 尿路感染症
- 神経・筋
- 熱性けいれん
- その他
- タバコ誤飲