当科は、1995年(平成5年)4月1日より熊谷市医師会との間で病診連携を行い、熊谷地区の中核病院小児科として診療を行っています。
診療内容
一般外来
小児科全般の幅広い診療を行っております。新生児から思春期までのあらゆる年齢層の子どもたちに対応し、一般的な病気から専門的な疾患まで、幅広く対応します。検査は、血液検査、尿検査、迅速検査(インフルエンザ等)、画像検査(レントゲン、超音波、CT、MRI等)、呼吸機能検査、心電図検査、脳波検査等です。吸入や点滴等が必要な場合は外来で実施しますが、症状や検査結果に応じて入院治療を考慮します。
専門外来(予約制)
各分野の専門医が最新の知見と技術を駆使して診療を行います。内分泌疾患、循環器疾患、神経疾患、腎臓疾患、アレルギー・呼吸器疾患、新生児・発達など、多岐にわたる専門外来があります。尚、専門外来初診の前に一般外来を受診していただく場合がございますのでご了承ください。
神経外来 | けいれん、ボーとしていることがある、からだが勝手に動く、頭が痛い、眠れない、落ち着きがない、集中できない、発達が遅い、からだが軟らかい、からだが硬い、ことばが遅い、コミュニケーションがとれない、などの診断治療を行います。 |
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心臓外来 | 先天性心疾患およびその手術後、川崎病罹患後、学校心臓病検診後の精査経過観察を行います。 |
内分泌外来 | 低身長(身長が低い)、高身長(身長が高すぎる)、急激な体重減少、急激な体重増加、多飲・多尿(夜尿)、肥満、メタボリックシンドローム、学校検尿で尿糖陽性、糖尿病、思春期早発(乳房腫大、陰毛)、思春期遅発(生理が出現しない)、多毛、甲状腺が腫れている |
未熟児・新生児発達外来 | 未熟児、新生児の退院後のフォローアップを行います。シナジス接種を行います。 |
腎臓外来 | 3歳児・学校検尿異常(尿糖・蛋白尿)、夜尿(夜のおもらし)、昼間尿失禁(昼のおもらし) |
アレルギー外来 |
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呼吸器外来 |
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小児科、アレルギー・呼吸器外来紹介picture_as_pdf
シナジスについて
シナジス接種は、水曜日の未熟児・新生児発達外来(午前)です。
シナジスは、先天性心疾患や早産児(36週未満)、免疫不全児やダウン症候群の児などが対象となります。初回接種は退院したNICUなどからの紹介状または必要事項の記入されたシナジス予約票が必要です。
代表 | 0570-099-080(ナビダイヤル) |
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受付 | 平日13:00~16:00 |
予約をお取りになられても、接種適応であることを証明する前述の紹介状またはシナジス予約票がないと接種できませんので、ご了解願います。
シナジス予約票[PDF]をご確認の上ご利用ください。
入院部門
「ちょっと点滴が必要」「一晩経過観察をしたい」などの1泊入院から、精査や継続的なケアを要する入院まで対応いたします。さまざまな疾患に対して適切な治療を提供する入院施設を完備しております。小児科の場合、精神的安定、安心、危険防止を目的として、付き添いをお願いする場合があります。
予防接種外来(予約制)
当院の予防接種外来は予約制となります。予約等に関しましては小児科外来に直接お問い合わせください。
尚、実施時間につきましては以下になります。
火曜日の11:30~12:00、月曜日・火曜日の14:00~15:00
※いずれも予約制です。
接種できるワクチン
BCG、三種混合、二種混合、MR(麻疹・風しん)、 日本脳炎、インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン、肺炎球菌ワクチン、不活化ポリオワクチン、四種混合、インフルエンザ、おたふくかぜ、水ぼうそう、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス)、子宮頸がんワクチン
持参するもの
母子手帳、問診票
ロタウイルスワクチンについて
生後6週から接種をはじめることができますが、初回接種は生後2か月にインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン、肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種がおすすめです。それができない場合でも、初回接種は遅くとも生後3か月半過ぎ(生後14週6日)までに受けてください。
インフルエンザワクチン接種について
予防接種外来(月~水)と月~金曜日の16:00~17:00(受付16:30まで) (予約制)で接種可能です。
※接種時期・予約につきましては、当院ホームページをご覧いただくか、小児科外来に直接お問い合わせください。
乳幼児健診(予約制)
当院の乳幼児健診は予約制となります。予約等に関しましては小児科外来に直接お問い合わせください。
尚、実施時間につきましては以下になります。
水曜日 14:00~15:00
小児リハビリテーションについて
当院では、リハビリテーションを必要とされているお子様が、地域で安心して受けられるリハビリテーションを目指しています。
個々の発達に合わせたリハビリテーションを通じて発達に関する支援・指導・相談を行なっています。
小児リハビリテーションの
パンフレットはこちらpicture_as_pdf
理学療法士 Physical Therapy
運動療法
機能練習 二次的な症状の予防など
運動発達相談
運動発達がゆっくりなど
車椅子、補装具などの作製と調整
作業療法士 Occupational Therapy
作業療法
日常生活動作練習 (着替え、箸、挨拶など)
発達相談
集団生活が苦手 不器用さがある コミュニケーションが苦手など
言語聴覚士 Speach and language Therapy
言語聴覚療法
言語発達指導・構音練習
言語発達相談
ことばの発達がゆっくり・発音がはっきりしない 質問に答えられない・文で話すのが苦手 吃音(どもり)があるなど
哺乳・摂食相談
離乳食がすすまない 飲む量があがらないなど
受診の流れ
1.診察予約
医療機関または患者さん家族より
地域医療連携室へお申し込みください。
2.医師による診察
リハビリスタッフによるリハビリ計画の立案
3.リハビリ開始
目標を設定のもと、継続的に療法士が支援を行ないます。
熊谷総合病院 地域医療連携室
TEL(直通) | 048-525-6779 |
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FAX | 048-525-6769 |