気になることがあれば「ハートセンター」へ
ハートセンター(循環器内科)は、心臓、血管(動脈、静脈)など、血液の流れに関わるところに起きる病気を専門にあつかう科です。具体的には、高血圧、不整脈、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症等)、心不全、心筋症などの病気を治療します。どきどきする感じ、胸の痛み、疲れやすい、息ぎれが起こる、顔や脚がむくむといった症状はありませんか。不整脈による失神の症状がある方も当科へ受診ください。
食生活の欧米化により虚血性心疾患や下肢の動脈硬化が増加しています。当院では最新鋭のCTやMRIを用いて迅速な診断が可能であり、心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈形成術をおこなっています。
ハートセンターでは次のような症状を扱っています
- 発作性の胸痛や胸の不快感(特に労作時)
- 呼吸困難
- 動悸(特に著しく速いまたは遅い場合や脈が乱れる場合)
- 失神
- 歩行時のふくらはぎの筋肉痛(休むと改善する)
- 下肢の冷感やしびれ
- 浮腫
特徴的な医療機器等
1. コンピュータ診断撮影装置
「Revolution CT」GE社製
「画質」「スピード」「撮影範囲」というCT(コンピューター断層撮影装置)に求められる三大機能を、低被ばくで可能とした、現在最高レベルのCTです。
意図的に止めることのできない心臓も瞬時に撮影でき、高齢者や小児のような体動のある患者さんの撮影が可能となりました。
2. 血管X線撮影装置
「Innova IGS 520」GE社製
最新鋭のオールデジタル血管撮影装置。
アンギオ(血管造影)装置に特化したフラットパネルディテクタ(半導体検出器)を導入し、完全なデジタル化と、微細な血管病変を高品位、かつ低X線量で撮影することを可能にした装置です。