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午前/8:30~11:30
午後/外来医師担当表参照

休診日:日曜日、第2・4土曜日、国民の休日、12/29~1/3(年末年始休暇)

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遺伝性腫瘍科

遺伝カウンセリンク外来 リーフレットpicture_as_pdf

がんと遺伝について

日本人の2人に1人が罹患すると言われています。
またがんは、細胞内に遺伝子の変異が蓄積することにより発生すると考えられています。がんの原因の多くは生活習慣や喫煙、飲酒、ウィルス感染などの後天的な環境要因の関与が大きいとされています。
したがって大部分のがんは親から子へ遺伝することはありません。
しかし、全てのがんのうち約5-10%は遺伝要因(家系内で発症)が影響して発症すると推察されています。一つの遺伝子の変化が、ある病気の発症に強く関連する疾患を遺伝子疾患と呼び、特にがんの発症に強く関連したものを遺伝性腫瘍と呼びます。

遺伝性腫瘍の特徴

遺伝性腫瘍の体質を持つ方は、通常よりがんになりやすい体質であるため、若くしてがんを発症したり、がんの発症を繰り返したりする可能性が高くなるという特徴があります。またこの体質は親から子へ遺伝する可能性があります。
遺伝性腫瘍の割合はがん全体の約5―10%に存在すると言われており、ご自身を含めた家系内に以下4つのような特徴を持つ方がいらっしゃる場合、遺伝性腫瘍の体質を持つ可能性があります。

  • ご家族にがんの方が多い
  • ご家族に50歳未満でがんを発症した方がいる
  • 自分自身が50歳未満でがんを発症した
  • 自分自身、あるいはご家族が2回以上がんに罹患した

遺伝カウンセリングの内容

担当医師が相談者のお話を伺いながら、がんの遺伝や遺伝子検査に関する正確な情報を提供し、ご自身で病気について考え、その方にとって最善の選択ができるように支援します。

  • がんの遺伝形式の推定と生涯にがんに罹る確率
  • がんの治療や検診、予防方法など医学的管理についての情報
  • 遺伝子検査を受けるメリット、デメリットについて
  • 血縁者の遺伝学的検査や医学的管理に関する情報
  • 相談者へ心理的社会的サポートの提供

などについてご説明します。

代表的な遺伝性腫瘍
(この他の疾患もご相談いただけます)

  • 遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)
  • リンチ症候群(HNPCC)
  • 家族性大腸腺腫症(FAP)
  • 多発性内分泌腫瘍症1型(MEN1)
  • 多発性内分泌腫瘍症2型(MEN2)
  • リ・フラウメニ症候群
  • Cowden症候群
  • 家族性膵がん

受診対象者

  • 遺伝性のがんが疑われる方(家系内にがんが多発している、若年でがんを罹った、一人で複数のがんを患った等)、とそのご家族
  • がん治療のコンパニオン診断(乳がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がん)として保険適応の遺伝子検査を予定している

遺伝カウンセリング料

●初回…10,000円(税別) ●2回目以降…5,000円(税別)
遺伝子検査を受けられる方は、別途料金(保険適応外)が必要ですが、一部保険適応になる場合があります。保険適応の遺伝子検査を受けられる場合は、カウンセリング費用は発生しません。

遺伝カウンセリングの受診方法について

  1. 現在当院に受診中の方
    外来担当医にご相談いただくか、ご自身で予約をしてご来院ください。
  2. がん患者さんで、他医療機関かかりつけの方
    主治医からの紹介状をご準備の上、予約をしてご来院ください。
  3. かかりつけ医のない方
    紹介状は不要です。まずは、予約をしてご来院ください。

問い合わせ・予約について

入退院支援センター 地域医療連携室

TEL(直通) 048-525-6779

医師紹介

非常勤医師

氏名 中村 康平
専門 産婦人科全般、遺伝性腫瘍、がんゲノム医療、腹腔鏡手術
経歴・役職 平成23年島根大学卒業
資格等 日本産婦人科学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医
日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会臨床遺伝専門医制度 臨床遺伝専門医
日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医

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訪問看護ステーション フェリーチェ
居宅介護支援事業所 リアン
訪問リハビリテーション

当院では、日本医療機能評価機構による病院機能評価を受審し、「病院機能評価(3rdG:Ver2.0 一般病院2)」の認定を受けています。今後も“患者中心の良質な医療を提供するため”の改善活動を推進し、病院体制の一層の充実、医療の質の向上に努め、地域に根差した信頼され続ける医療機関であり続けるために邁進してまいります。

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