「断らない救急」を目指して
当院は「断らない救急」を目標に、スタッフの充実、設備強化に取り組んでおります。
当院の救急車受け入れ台数および受け入れ率は過去と比べ大幅に上昇し、2017年9月には埼玉県知事より救急医療功労団体として表彰されました。
今後とも地域の皆様方の心に届く、医療の充実と質の向上を図り更なる地域医療への貢献を目指します。
表彰式
右から3人目が中村院長です。
「災害医療」について
災害医療もまた総合病院としての果たすべき使命の一つです。大規模な地震などの災害が起きた場合には、重症のけが人が同時に多数発生します。そのような時、けが人の重症度・緊急度を考慮して、救出・治療・搬送の優先順位を決めるトリアージの訓練も行っています。また、地域医療の強化を目的に、地元の消防隊救急救命士を対象に挿管実習も行っております。
トリアージ訓練の様子
ドクターヘリ搬送シミュレーションについて
小児の救急医療強化を目的に、埼玉医科大学総合医療センターと熊谷総合病院間のドクターヘリ搬送シミュレーションを実施いたしました。
- 目的:重篤な小児患者搬送のシミュレーション
- 着陸地:熊谷防災基地(スポーツ文化公園内)のヘリポート
- 効果:救急搬送時間が1時間以上から約20分程度に短縮いたします。
熊谷防災基地(スポーツ文化公園内)のヘリポート
搬送シミュレーションの様子