診療情報課とは?
診療情報管理と医師事務作業補助を行う者が所属しております。
診療情報管理
診療記録と情報を正しく管理し、データの分析、加工をすることによって医療の質を高める事を目標とした医療情報の管理を行っております。
中でもコーディングという作業は診療情報管理業務で最も専門性の高い業務といえます。
これは国連世界保健機構(WHO)が管轄する国際的な疾病分類基準(通称「ICD」)に基づいて患者様の病気を分類する作業のことです。
分類した疾病情報は厚生労働省に提出し、様々な分析に使用されます。
これらの業務は、診療情報管理士の認定資格を持った専門性の高いスタッフが行っております。
その他にも院内がん登録、個人情報開示、警察や検察、裁判所等からの照会に対する対応やカルテの監査を行っております。
また、患者様からのカルテ開示ついても随時受け付けておりますので、ご相談下さい。
※カルテ開示の内容や費用につきましては同頁「カルテ開示について」をご覧頂きますようお願い致します。
医師事務作業補助者(医療クラーク)
名前の通り、カルテ入力や診断書作成などの医師が行う事務作業を担う職種となっており、主に外来診察補助や書類作成補助を行っております。
医師の業務は多岐にわたり激務となっております。
そのため、我が国では医師業務の負担軽減を図ることを目的とした施策として2008年より医師の事務的な業務を補佐する「医師事務作業補助者」という職種が誕生しました。
当院でも、2011年より医師事務作業補助者が介入し、医療の質を高めるため、活躍しております。
外来診察補助
患者様にスムーズに診察を受けて頂くことを第一に考え、日々医師や看護師と連携し、外来診察補助を行っております。
医師の指示の下でカルテの代行入力や検査オーダーの代行入力を行うために診察室に同席させて頂いております。
事務作業を医師事務作業補助者が行う事で、医師がパソコンの画面ではなく患者様と向き合える時間が作れるよう介入させて頂いております。
(※記載したカルテ内容や検査オーダーは医師が確認しております。)
また、問診や検査の説明も医師事務作業補助者が介入させて頂いております。案内時においてご不安な点やお困り事がございましたら、お声掛け頂きますようお願い致します。
書類作成補助
患者様から非常にたくさんの書類作成ご依頼を頂いております。
出来るだけ早くお手元にお届けできるよう医師事務作業補助者が作成補助の介入をさせて頂いております。
(※作成補助をした書類は医師が確認してから出来上がりとなります。)
書類作成ご依頼から出来上がりお受け取りまでお時間を頂きまして申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。