診療看護師とは
診療看護師(Nurse practitioner: NP)とは、5年以上の看護師経験を経たのち大学院修士課程での医学教育を修了し、日本NP教育大学院協議会が実施するNP資格認定試験に合格した看護師です。医師や多職種と連携・協働し、倫理的かつ科学的根拠に基づき一定レベルの診療支援を行うことができます。日本国内では2008年からNP養成課程が開始され、全国で1,000名を超える診療看護師が活躍しています。(2025年1月時点)
当院で働く診療看護師
熊谷総合病院の診療看護師(以下、NP)は、「診療部」に所属していることが大きな特徴で、多数の診療科に配属されています。医師と対等なパートナーとして議論・協働しながら、看護師としての本質や視点を大切に、患者さんのQOL向上のために多職種と連携して倫理的かつ科学的根拠に基づいた診療支援を行っています。
当院の診療看護師の配置実績(2016年度以降)
所属診療科
- 内科(糖尿病・内分泌)
- 外科
- 麻酔科
- 循環器内科
診療看護師の目的と役割
当院の診療看護師は、医師と連携し、より質の高い医療を提供することを目的として、以下の役割を担っています。
- 迅速な初期対応と病状管理: 救急外来や病棟において、患者さんの病状を把握し、初期評価や検査・処置を迅速に行い、病状の安定化を図ります。
- 特定行為の実施: 医師の包括的指示(手順書)に基づき、特定行為を実施し、タイムリーな治療介入を可能にします。
- 多職種連携の推進: 医師、薬剤師、リハビリテーション専門職などと密接に連携し、円滑なチーム医療を推進します。
- 患者・家族への説明と相談: 医師の診断・治療方針を補完し、患者さんやご家族に分かりやすく説明を行い、療養生活に関する相談に応じます。 当院では、診療看護師が専門性を生かしながら、安全性を担保した体制のもと診療チームの一員として活動しています。診療看護師による診療支援について、あらかじめご説明いたします。
包括同意のお願い
当院で働く診療看護師は、①特定行為と②相対的医行為を実施します。
①特定行為
特定行為とは、医師の指示に基づいて予め作成した手順書によって「包括的指示」のもと行う診療の補助行為です。厚生労働省が定める38行為があります。
特定行為の詳細は、厚生労働省ホームページをご参照ください。
特定行為の一覧(厚生労働省ホームページ)
②相対的医行為
相対的医行為とは、個々の能力を考慮し、医師の指導監督のもとに看護師等が行う行為(診療の補助)です。
①特定行為や②相対的医行為を実施するにあたり、診療看護師は専門的な教育・研修を積んでいます。患者さんの病状に応じて必要な検査や処置を迅速に行い、また適切な説明を行うことで、治療と生活の両面から支援できるよう努めてまいります。
スタッフの声
- 診療部 内科・糖尿病内科 山岸 浩史 医師
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当科では医師と診療看護師が協働して、一般内科の病棟管理、糖尿病患者の血糖管理、糖尿病外来の診療にあたっています。
一般内科の入院患者の診療は医学だけでは到底完結できません。特に高齢者は生活に必要な機能をいかに維持するかが重要です。患者さんやご家族の価値観を大切にしながら、退院後の生活を見据えて診療にあたるということは、ケアの視点が持てるかどうかにかかっています。
糖尿病のような慢性疾患は完治を目指すものではなく、疾患とうまく折り合いをつけていくものです。治療と同じか、それ以上に療養が重要です。療養というのは一筋縄ではいかず、奥深い世界です。そして、ここは看護の専門性が生かされる領域です。
厚みのある診療を実現するためには診療看護師の力が必要です。ご興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。一緒に働けることを楽しみにしております。
スタッフの声(診療看護師:NP)
- 内科・糖尿病内科 診療看護師
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内科では、医学的判断に加えて、患者さんの生活背景や価値観を踏まえた“ケアの視点”が欠かせません。
当院では多職種が自然に連携し、困ったときには互いに相談しながら診療を進められる環境があります。
NPとしての判断も尊重され、急性期から退院後の生活まで一貫して関わることで、臨床判断を深めていくことができます。
糖尿病のような慢性疾患では、療養支援という看護の専門性が大きく生かされ、患者さんの生活を支えるやりがいを実感しています。
- 外科 診療看護師
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外科診療看護師(NP)は外科医と共に診療に参画しています。
NPは外科チームの一員として、医師から信頼をもらい、特定行為のみならず、主体的に活躍できる環境があります。その分、負うべき責任は小さくはないですが、患者さんがよくなることに貢献できたときは、とてもやりがいを感じています。また「新たな医療の形」として、地域の外科医療を一緒に作っていきませんか?
- 麻酔科 診療看護師
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麻酔科で勤務しており、周術期管理を中心に幅広い業務に携わっています。専門的な知識・技術に加え、冷静な判断力やチームで円滑に連携できる協調性を重視しています。人格者であることはもちろん、主体的に行動し、病院運営やチーム医療にも貢献できる方を歓迎します。責任感を持って学び続けられる方にとって、大きなやりがいと成長を感じられる環境です。
診療看護師(内科・糖尿病内科)の業務と1日の流れ
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8:30~ - 就業
- 朝カンファレンス 病棟回診
9:00~ - 外来
- 検査診察室で
- 血糖測定指導
14:00~ - 病棟
- 医師との治療方針の確認
- 専門診療科へのコンサルト・処方代行入力
- 医師、管理栄養士、病棟看護師、薬剤師、リハビリ職とのカンファレンス
- 退院調整
- 翌日の検査・点滴等のオーダー確認
17:00~ - 終業
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採用実績
- 国際医療福祉大学大学院 保健医療学専攻 特定行為看護師養成分野
- 東京医療保健大学大学院 看護学専攻 高度実践看護コース
採用情報
当院では、診療看護師(NP)を随時募集しております。病院見学も受け付けております。
